非常食 納品レポート002:東京都武蔵野市のマンションC様【非常用 備蓄品 備蓄食糧 納品事例】

非常食 納品レポート002:東京都武蔵野市のマンションC様【非常用 備蓄品 備蓄食糧 納品事例】

基本データ

納品の日付 2017年12月中旬
納品場所 東京都武蔵野市
形態 地上19階地下1階建てマンション(一般住居用)
2013年に竣工、地下1階の防災倉庫に加え備蓄スペースが豊富で防災意識の高さがうかがえる。
世帯数 170戸
防災倉庫数 1ヵ所(地下1階) 他にも地下1階に倉庫スペース有

お客様からのご要望:

  • 既存品の賞味期限が迫っており入替品の見積が欲しい
  • 今はカンパンと保存水のみなので、もう少し種類を増やしたい
    ※ただし、実際に被災したときに手間がかからず食べられるもの
    ※保存期間はすべて5年で統一してほしい
  • 今の備蓄倉庫以外にも保管場所を考えているが、問題ないか?

当社の対応

今回の作業にあたり、管理会社のご担当者様とマンションの管理員様と個別に事前打ち合わせを行う。

提案する商品は、カンパン以外で「すぐに食べられる」ものと「5年間保管」できるもの、というご要望を考慮して数種類ご案内。アルファ米も含め下記の通り採用となる。

納入した商品:

  • A社製「5年保存水」(2L×6本入):250箱
  • B社製「缶入りクラッカー」(24缶入):60箱(水やお湯は不要)
  • C社製「缶入りビスケット」(24缶入):60箱(水やお湯は不要)
  • D社製「アルファ化米」(50袋入):30箱(ライフラインが復旧した後に)

また、現状使用している備蓄倉庫とは別に保管場所を検討している点については、分散備蓄の観点からも推奨できる内容なので問題ないことをお伝えする。今回の商品設置を機に2ヵ所での保管場所を確認、4種類の商品を倉庫スペースに合わせて数量を分け、片方の倉庫が使用できない状況になっても別の倉庫から食糧の供給ができるように「備蓄の分散」を行うことができた。

なお、当日の作業時間と作業員人数は下記の通りとなった。

  • 作業時間:午前9時30分~午後12時30分(約3時間)
  • 作業人数:男性2名

お客様からの感想:

以前は「とりあえずあればいい」という考えで商品を購入したため、カンパンと水だけというお粗末な内容であった。今回の購入で、味や食感にバリエーションを持たせることができ、住民からも好評である。業者に在籍する「防災士」の方から、備蓄倉庫を2ヵ所にしたことは「リスク分散の意味からも正しい」いう意見をもらえた点は安心できた。他にも既存在庫の処分方法や適正な保管数量など、いろいろ相談することができて助かった。

当社の感想:

前回非常食を購入した(管理組合の)役員の方との引継ぎが行われていなかったようで、商品内容の再検討や購入業者の選定など、苦労されていることが見て取れた。なるべくご希望に沿う商品提案を心掛け意見交換をした結果、3回見積を出し直すこととなったが、最終的には納得してご購入いただけたと思う。5年近く保管していただく商品なので、当然納得したうえでご購入いただくことが大切である。