2021年3月11日で東日本大震災から10年が経ちました。このタイミングで改めて災害に対する備えについて考える方も多いのではないでしょうか?今回は首相官邸ホームページに掲載されているご家庭で取り組むべき主な施策を一部ご紹介させていただきます。
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◆目次
①飲料・食料などの備蓄は十分ですか?
②非常用持ち出しバッグは準備できていますか?
③家具の置き方、工夫していますか?
④安否確認方法、決まっていますか?
⑤避難場所や避難経路、確認していますか?
⑥関連お役立ちサイト・もしもの時の情報収集
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①飲料・食料などの備蓄は十分ですか?
<備蓄の例>
・飲料水 3日分(1日一人3リットルが目安)
・非常食 3日分 アルファ米などのご飯・ビスケット・チョコレートなど
・その他 トイレットペーパー・ティッシュペーパー・マッチ・ろうそくカセットコンロなど
※大規模災害発生時には「1週間分」の備蓄が望ましいとされています
※飲料水とは別にトイレを流したりする生活用水も必要です
②非常用持ち出しバッグは準備できていますか?
自宅が被災したときは避難生活をおくることもあります。持ち出すものはあらかじめリュックサックなどに詰めておき、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
<バッグの内容の例>
・飲料水・食料品
・貴重品(預金通帳・印鑑・現金・健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう・包帯・消毒液・常備薬など)
・ヘルメット、マスク、軍手、懐中電灯、携帯電話の充電器、携帯ラジオ、予備電池
・衣類、下着、毛布、タオル、洗面用具、使い捨てカイロ、ウエットティッシュ、携帯トイレ
③家具の置き方、工夫していますか?
大地震が発生したときには“家具は必ず倒れるもの”と考えて、転倒防止対策を講じておきましょう。
・家具は壁に固定しましょう
・なるべく背の低い家具にする等、倒れた時に出入口を塞がないよう家具の配置を工夫しましょう
・手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう
④安否確認方法、決まっていますか?
災害発生時、お互いの安否確認ができるように方法や集合場所を事前に決めておきましょう。携帯電話の回線がつながりにくいこともあります、その際には以下のサービスを利用しましょう。
<災害用伝言ダイヤル>
局番なしの「117」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが伝言を再生できます。
<災害用伝言版>
携帯電話からインターネットサービスを使用し文字情報を登録。自分の電話番号を知っている家族などが伝言を再生できます。
⑤避難場所や避難経路、確認していますか?
お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所・避難経路を事前に確認しておきましょう!
⑥関連お役立ちサイト・もしもの時の情報収集
内閣府防災情報のページ
災害、被害状況の公表のほか、防災対策情報や内閣府の防災に関する政策などを公開しています。
TEAM防災ジャパン
防災に関する最新情報・自助・共助に関するアイディア、コンテンツが集約されたポータルサイト。
災害関連ツイッター
災害時に役立つ政府の公式ツイッターです。
参照資料等
いつ起こるかわからないのが災害ですが、様々な情報収集・正しい知識を身につけるなど、防災対策の参考になりましたら幸いです。
※首相官邸ホームページ
<http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html>
を引用、参考に作成しました。